2022年11月08日
小倉名画座、小倉昭和館1&2
8月の、2度目の旦過市場の火災で焼失してしまった昭和館には
映画をたまに見に行っていた。
北九州にシネコンはいくつもあるのに上映している作品は
似たようなラインナップばかり。
鬼滅が流行れば、鬼滅のヘビロテ。
そんな中、昭和館はシネコンでは上映される機会の少ない、
マイナーな作品や旧作などを上映してくれていた。
昭和館にはもう二度と会えないものと思っていたのだが
小倉銀天街のアーケードに昭和館のポスターが残っていた!!!
で、本題。
小倉名画座とは北九州市小倉北区にある成人映画専門の映画館
縁あって、そこで開催された、根本敬を彷彿させる作品を描く、
特殊漫画家さんの二周年記念パーティ「たまゆら銀座」
に行ってきた。
ステージ横の、「実演&映画 ヤング薔薇族ショウ」という
キャッチーなロゴが否応なしに目に刺さる、刺されまくり。
まったく意識していないのに飛蚊症のようにロゴが視界に
入ってくるのは、なんで。
ショーではく、ショウ。
バンドの機材が置かれたステージのスクリーンにはうっすらと
『青春野郎』が映し出されているのだが、だれも見ていない。
いや、見ていないふりなのかも知れないが。薔薇族映画なんて
昔観た大木裕之監督の『あなたがすきです、だいすきです』以来
あと『モーリス』は薔薇族映画になるのか。
ちな、このイベントは映画の上映会ではない。
集まっているのは大学生とか私の長女と変わらない年代の
客層の中、おっさんの私は激しく浮きまくった。
異物感がハンパない。
つか、いつでも逃げられるように着席はせず、
館内の後ろのほうで立ち見した。
でもいつの間にかバンドに乗せられて、V8のハンドサインを
頭上に突き上げて盛り上がった!
めちゃくちゃ良いな、良かったよ、ないあがらせっと。
はたから見ると、痛いおっさんが一人で盛り上がっていたのかも
知れないが、表現者たち(バンド)のプレイにポジティブであれ、
ネガティブであれ、自分の感じたことを返してあげるのが
礼儀だと思う。
でも、福引が終わったら光の速さで帰宅した。
Posted by XYZ郎 at 20:50│Comments(0)
│映画