2016年11月21日
畜魂碑

久しぶりに加計呂麻島の友人に電話して安否確認。
つか、去年はミカンコミバエの関係で島から持ち出しが
できなかったアテモヤを送ってくれ!とお願いしておいた。
画像は瀬戸内町の畜魂碑
だれが建立したのかは不明
昔、この近くで仕事をしていた時、何か記念碑みたいなものがあるな、
とは思っていていたのだが、この碑の前を通る畜産関係者は必ず手を
合わせていたので気になり、よくよく碑を見ると「畜魂碑」とあった。
畜魂碑は食用になったヤギや豚、牛、鶏などの供養のために建立されたもの
島ではヤギやニワトリくらいなら自宅裏で解体していたと聞いたが実際に見たことはない。
奄美の知人も家で飼っていたヤギを中学校の卒業祝いに解体して
ヤギ汁にして振舞った、と言っていたが、これは昭和の話ではなく、平成の話
かくいう私の義理の母も鶏は自宅で解体していた。
2年前、次女の夏休みの自由研究の課題に「ニワトリの解体」を選んで
生きたニワトリが「鳥肉」になるまでの過程を記録したことがあった。
義理母は(暴れないように)ニワトリの両羽を片方ずつ足で踏んで押さえて
首の周囲の羽をむしったかと思うや否や、包丁でその首を切った、、、
首を切り落とすのではなく、首の頸動脈を切り、流れてきた血はどんぶりに
集めていた。
血抜きが肝心なのよ、とも言っていた。
その後、お湯につけながら羽をむしり、解体作業へ。
肛門から包丁を入れ
「ここが胃、心臓、肝臓。 胆のうは傷つけないように注意すること」などと
レクチャーを受けながら写真撮影
私は子供のころから動物が大好きで小学生の時にはニワトリ(名古屋コーチン)を
飼っていたこともあった。
もし、この場に小学生の頃の私がいたなら、
「今後、絶対に唐揚げを食わない!」と宣誓できるくらい壮絶な流血場面
大人になった私は相変わらず動物好きで、犬猫の死骸を見るのが嫌
昨日もツーリングしていると、車に轢かれたばかりの猫がころがっていた。
ああいうのって、そのまま放置しておくと、次々に車に轢かれて
ぼろ雑巾のような肉塊になってしまい、最終的にはカラスが食ってしまう。
かわいそうなので道路わきの草むらに穴掘って埋めて
畜魂碑ではないが、そのへんの石を乗せておいてあげた。

植木屋の爺さまとの会話(その5)
爺さまいわく「巨木には神様が宿る。」らしい。
キムジナーは琉球諸島で伝承される樹木の精霊
大木に宿る精霊をキーヌシーと呼ぶらしいのだが
奄美にも(別の呼び名で)樹木の精霊はいるのだろうか?
奄美空港の敷地内にはデイゴの巨木があったのだが
去年、奄美に行った時には伐採されて切り株になっていた。
上の画像がそれ、ひこばえは残って生きている。
当時なんでこんな写真を撮ったのか?自分でもわからない。
Posted by XYZ郎 at 21:27
│農業
この記事へのコメント
と殺場でもあったんですかね~
子供の頃「クリスマスに、チキンの丸焼きが食べたい」と生意気なことを
祖母に言ったら、祖父が飼ってる鶏を食用にしてくれました
解体しておらず、羽根をむしってるだけの状態。。結局どうやって食べたのか覚えていません(-_-;) 蒸して塩付けてたべたっけな?
解体は、興味ありますよね~ いざとなったら、自分でさばかなきゃだし
鶏くらいなら、ひとりでどうにかさばけそう(^^)
こういうのを身につけたいですよね~
子供の頃「クリスマスに、チキンの丸焼きが食べたい」と生意気なことを
祖母に言ったら、祖父が飼ってる鶏を食用にしてくれました
解体しておらず、羽根をむしってるだけの状態。。結局どうやって食べたのか覚えていません(-_-;) 蒸して塩付けてたべたっけな?
解体は、興味ありますよね~ いざとなったら、自分でさばかなきゃだし
鶏くらいなら、ひとりでどうにかさばけそう(^^)
こういうのを身につけたいですよね~
Posted by あまゆみ
at 2016年11月22日 06:46

この畜魂碑は瀬戸内町のと畜場内にあります。
さばいたニワトリはカレーにして食べていました。
臓物も肉も全部丸ごと全部調理し、少ない肉をみんなで分け合って
食べるのにはカレーが一番らしいです。
固まった血もなんかカマボコみたいな食感でカレーに入っていました。
鳥ガラでスープをとっているので、すごくおいしかったです。
さばいたニワトリはカレーにして食べていました。
臓物も肉も全部丸ごと全部調理し、少ない肉をみんなで分け合って
食べるのにはカレーが一番らしいです。
固まった血もなんかカマボコみたいな食感でカレーに入っていました。
鳥ガラでスープをとっているので、すごくおいしかったです。
Posted by XYZ郎
at 2016年11月22日 22:44
