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2018年11月01日

石神様(その23~大岩屋)

今日、11月1日は「イイ単気筒の日」
愛車はヤマハだけど、バイクはホンダが一番と思っている。
単気筒は1990年代の空冷XR系が至高

で、本題
トカラ列島の小宝島にある、平家の落人が隠れ住んだ
(と言い伝えられている)大岩屋
隆起サンゴ礁の島の小宝島にどうやって洞窟が
出来たのかは不明

石神様(その23~大岩屋)

溶岩が固まる時に火山性ガスが抜けた穴ではない、と思う。
画像で分かるように地層の中にある洞窟
天井は緩やかな弧をかいているが地面は平たん
水による浸食作用にしても島内に河川、つか水源はないし
波による浸食にしても洞窟の形状になるのは不自然
(沖永良部島や与論島と違って)内部には鍾乳洞とかは無い。
不思議な場所

大岩屋の案内板には
~(省略)~
中央部には赤ちゃんを寝かせた「イサ」と呼ばれるゆりかごを
吊った穴が天井に2対(計4か所)空いています。
なお、この大岩屋には太平洋戦争末期(昭和20年5月)に
米軍の空襲を受け、島民の半数が焼け出された際、約4か月間、
2世帯16名が避難生活を送った記録が残されています。
~(省略)~

と書かれている。
防空壕(のようなもの)は「うね神」にもあったらしい。

石神様(その23~大岩屋)
石神様(その23~大岩屋)

大岩屋の前には風よけ、目隠しのように化石サンゴの
石垣があり、塊状&板状サンゴ混合の形状だった。
これらの化石サンゴをどこから掘り出してきたのかは不明

山の中を探せば採石場のような場所が見つかったのかも
知れないが、その日は暑かったのと、地元の爺様に
「不注意に草むらの中に入るとハブ(トカラハブ)に噛まれるぞ」
と脅され、山には行かなかった。
今思えば、そう言うことで部外者を禁足地から
遠ざけていたのかも知れない。

大岩屋(洞窟)は、男根型の陽石の対局にあるような存在。
岩の割れ目がどことなく女性性器をイメージさせ、
洞窟内に入ることで子宮内部にいるような感覚に陥らせる。
ある意味、パワースポットだった。

だとすれば、入口が石垣で隠されているのも当然、
女性性器だもの。
石垣の積み重ね方に特徴があるような、ないような。

私がそれを知らないだけで、サンゴの石垣には「喜界島流」、
「笠利流」、「加計呂麻流」などといった、
(使用するサンゴの形状と積み重ね技法で)
それぞれ特色のある建築様式があるのかも知れない。



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Posted by XYZ郎 at 22:50 │トカラ列島

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